Perforce QAC CLIを使用した複数の設定
複数の設定での作業に対応するために、Perforce QAC CLIサブコマンドにサポートが追加されました。 単一の設定のみで使用する場合は、通常のCLIサブコマンドとオプションに変更はありません。
ほとんどのサブコマンドは、使用するPerforce QACプロジェクトを指定するために、すでに --qaf-project
(または-P
)を使用しています。
使用できる追加オプション:--config
(または-K
) これにより、操作に使用する設定を指定できます。 この追加オプションが指定されていない場合は、「デフォルト設定」が使用されます。 --list
オプションを使用して、プロジェクトの設定の一覧を取得できます。以下はその例です。
この操作でカレントディレクトリにあるプロジェクトに関連する全ての設定を一覧表示します。 デフォルト設定は強調表示されます。
デフォルト設定は、--set-default-config
オプションを使用して変更することができます。
コピー (--copy-config
)、 改名 (--rename-config
) 、 削除 (--remove-config
) ができるよう、サブコマンドも追加されました。 構文は以下のようになります。
qacli project multi-config -P . -K <source> --copy <target>
qacli project multi-config -P . -K <source> --rename <target>
qacli project multi-config -P . -K <source> --remove
<source>
は既存の設定である必要があり、<target>
設定は既存であってはなりません。設定を削除するためには、プロジェクトに少なくとも2つの設定が必要となります。つまり、プロジェクトには常に少なくとも1つの設定が必要であるということです。
現在のデフォルト設定を削除すると、自動的に新しいデフォルト設定が選択されます。--set-default-config
オプションを使用して、このデフォルト設定を変更することができます。
現在デフォルトとなっている設定の名前を変更した場合は、変更された名前でデフォルト設定されます。